あれっ?Excelのピン留めしたリストが消えてますがな!!
を解決したい(時短に弊害がでますからね)
この記事では、よく使うExcelファイルをピン留めしているが、ピン留めが消える・表示されない・追加できない不具合の対処を解説します。
Excelではピン留めできるウィンドウが2つあり、1つはタスクバーを右クリックして出てくるウィンドウ、もう1つはExcelアプリ上のホームウィンドウです。
結論からいうと、タスクバー側のピン留めウィンドウは挙動が安定しないので、Excelアプリのホームウィンドウ側のピン留めを利用する習慣をつけるのがよいです。
手間なのでは?と思われるかもしれませんが、下図のようにタイムラグは無い、もしくは若干はやいので時短には影響ありません。
Excelファイルのピン留め方法は2種類ある
Excelでファイルをピン留めして常に表示するには2つの方法があります。
[1]タスクバーを右クリックして出てくるウィンドウからピン留め
Excelを起動していない状態でも発動できるように、タスクバーにExcelを固定しておきます。
タスクバーのExcelを右クリックして、対象のファイルをピン留めします。
ピン留めされると下のようになります。
ピン留めしたファイルが全て消えてはいないが見えなくなった方、追加でピン留め押しても反映されない方は7個目以降に隠れている可能性があります。
その場合、上位6個のピン留めを外すと表示されます。
[2]Excelアプリのホームウィンドウからピン留め
2つめの方法は、Excelのホームウィンドウにピン留めする方法です。Excel起動済の場合は、ツールバーの「ファイル」を押すと切り替わります。
この方法でピン止めするとまず、ピン留めできるファイルの表示数が多いです。(多くて表示されなくても下までスクロールすれば表示されます。)
Excelファイルのピン留めが消えないようにするには、アプリのホームウィンドウを使う
今回取り上げる問題の「ピン留めが消える・表示されない・追加されない」は、[2]のExcelアプリのホームウィンドウにピン留めしておくとで解決すると思います。
少なくとも私は1年間運用して、[1]のタスクバー側のピン留めは2回ほどすべて消え、たまに機能しないということが起こっていますが、[2]のホームウィンドウ側のピン留めでは発生していません。
不具合現象と[1][2]の状況を整理すると下表になります。
タスクバー側のピン留めで不具合が起こっている方は、ホームウィンドウ側のピン留めを試してください。
Excelアプリのホームウィンドウでピン留めするメリット
タスクバーの右クリックウィンドウからよく使うファイルを起動するのは、他のアプリでも使えます。よって、[1]タスクバー側のウィンドウでピン留めされている方が多いと予想します。
[2]ホームウィンドウ側にピン留めするメリットは次の2点です。- ピン留めの不具合が発生しにくい
- 若干だがファイル読込みまでが早い
ピン留めの不具合が発生しにくい
若干だがファイル読込みまでが早い
Excelアプリを立ち上げるのが手間なのでは?と思われるかもしれませんが、下図のようにタイムラグは無い、もしくは若干はやいので時短には影響ありません。
プチストレスの解消・数秒でも時短を!と考えているのであれば、ホームウィンドウ側のピン留めを試してください。
タスクバー側とホームウィンドウ側のピン留めリストはリンクしない
タスクバー側とホームウィンドウ側のピン留めリストはリンクしないので注意してください。
タスクバーの右クリック側のピン留めを使う代表として、『フォルダ』があります。『フォルダ』は下の図のようにリンクしており、片方のピン留めを外すともう片方も外れます。
Excelのピン留めはリンクしません。(下図)
Excelファイルのピン留め不具合対策について解説してきましたが、参考になったでしょうか?
ピン留め方法が2つあり、ホームウィンドウ側にピン留めしておくと不具合は起こりにくいです。
とはいえ、タスクバー側は使い勝手がよいので、タスクバーに異常があるときだけホームウィンドウ側を使うのも手です。
Excelのピン留めリストは、タスクバー側とホームウィンドウ側がリンクしないので、ピン留めしたいファイルを更新する場合は、両方のメンテが必要になります。
おすすめはホームウィンドウ側にピン留めすることに慣れ、それで運用していくことです。
以上です。
おまけ
Excelテク集の目次は下の通り
(下のリンクから各項目に直接アクセスできます)
時短や快適さアップのテクニックが多くあります!!
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
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