前回、この記事(↓こちら↓)で出てきた
左手ショートカットキーを制するものはExcelを制す
『縮小して全体を表示する』をクイックアクセスツールバーに登録する為に、
VBAの知識がなくても簡単なマクロが作れ、すべてのファイルに適用する方法 について紹介します。
この記事を読めば、Excelの左手ショートカットで時短 の準備が完了します。
この記事で紹介する技術
- 素人でもマクロを作成できる方法
- 作ったマクロを登録し、すべてのファイルに適用する方法(クイックアクセスツールバーで使う)
この記事の参考になる方
- Excel VBAの知識がないが、マクロ化して作業の効率を図りたい方
- ”縮小して全体を表示”のショートカットを作りたい方
- 必要なVBAのコマンドを全て覚えられない方
今日はこんな流れで進めていきたいと思います。
~Excel_VBAの知識がなくても大丈夫!マクロを簡単に作成し、すべてのファイルで使用する方法~
マクロの作成(知識がなくてもマクロを作る方法)
マクロやプログラムというと、VBAという言葉を耳にする事があると思います。
これは、【Visual Basic for Applications】 の略で、Microsoft社のWordやExcel、Outlook、PowerPoint上で動かせるマクロ・プログラムを編集・実行するツールになります。
・・・・・(汗)
ですよね!!
でもね、Excelには便利な機能があって、プログラミングやVBAの知識が全くなくてもマクロは作れるんです!
そして、この方法でVBAが何をしているかが分かってきますし、教本と合わせれば理解がぐんと進みます。(おりんパパ体験済!!)
早速いきましょう。
作業を手動でマクロ化
(1)ツールバーの『開発』⇒”マクロの記録”をクリック
これで、今からExcel上で行う作業が、勝手にマクロ化されます。
※この『開発』タブが無い方は、
『ファイル』-『オプション』-『リボンのユーザー設定』ときて、ここにチェックを入れます。
(2)まずはマクロに名前をつけなければいけません。日本語OKですので、わかりやすい名前にしましょう。
今回は”縮小”と名付けます。
(3)ショートカットCtrl+1か右クリックで”セルの書式”を選択
『配置』タブの”縮小して全体を表示する”にチェックを付け、OKをクリック
再びツールバー『開発』で”記録終了”をクリック
マクロファイルとして保存
(4)名前を付けて保存の作業をして下さい。
① ファイルの種類部のプルダウンをクリック
② ”Excel アドイン(*.xlam)” を選択すると、アドイン保存フォルダで保存される様に導かれる
③ ファイル名を例えば”縮小して表示”と入力
④ ”保存”をクリック
これで、”縮小”マクロが搭載されたアドインファイルの作成が終了です♪
次はアドインファイルが全てのファイルで使える様に申請します。これをしないとすべてのファイルで使えません!!
こんなイメージです。
アドインファイルは作成したマクロを入れておくカバンで、カバンの種類はxlamというものです。
今回の”縮小”以外にも数種類のマクロを入れておけば、一度に申請・登録ができます。
アドインファイルはExcelさんに使用許可を取らないと使用ができませんが、許可を取ればすべてのファイルに使えるようになります。
マクロの登録(クイックアクセスツールバーへの埋込み)
マクロを有効化する
(5)マクロの有効化
ツールバー『ファイル』画面で”オプション”をクリック
オプション画面にて
①『アドイン』をクリック
② ”設定”をクリック
③ ”縮小して表示”にチェックを入れる
④ ”OK”をクリック
これで、マクロ ”縮小して表示” が有効になります。
クイックアクセスツールバーを使う
(6)次に、クイックアクセスツールバーへの登録です。
引き続きExcelのオプション画面で
⑤”クイックアクセスツールバー”をクリック
⑥ コマンドの種類を”マクロ”にする
⑦ 該当のマクロを選択
⑧ 追加
⑨ 好きな順番へ変更
⑩ OKをクリック
↑クイックアクセスツールバーに埋め込まれていれば完了です。
改良した作業イメージ
前回記事の動画と同じですが、この様に高速でセルの編集が出来るようになるはず!!
前回記事で紹介した、他のクイックアクセスツールバーのショートカットも登録が必要なので、合わせて確認下さい。
左手ショートカットキーを制するものはExcelを制す
VBAが使えるOfficeアプリの中でも、Excelさんはとても親切です。
この方法でマクロを作って、そのコマンドからVBAを徐々に学んでいけますし、覚えてないコマンドもこれで分る様になります。(全部覚える必要なし!!)
ちなみに、PowerpointやOutlookを使用する方も多いと思いますが、OutlookのVBAはExcelよりも情報が少なく難しめです。
『マクロの記録コマンド』もありませんのでね。。。
Excelで作ってそれをPowepointに移植して、少しいじるだけで使えるようになるマクロもあります。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
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