Excelで時短するには、左手を軸としたショートカットを使いこなす必要があります!!
キーボードでショートカットといえば、『Ctrl』『Shift』ですが、これは右側にもあります。
左側のみと言えば『Alt』キーです。
CADや測定機を日常業務としているエンジニア、おりんパパの『Alt』キーを使ったExcelテクニックの紹介になります。(おまけもあります。)
→左手を中心としたExcelショートカットによる時間短縮
→エンジニア、技術アシスタント、営業
前置き
エンジニアといっても多種多様あるのですが、おりんパパは設計、開発、研究の部類に属していまして、実験・測定・データまとめ・レポート作成を繰り返す職種になっています。
こういった作業は同じことを繰り返す事も多く、ショートカットキーを上手く使いこなすことが、仕事の効率を上げる=自分の時間を確保する近道になると考えています。
このテクニックは、すでにキーボードのブラインドタッチやホームポジションをマスターしている前提であります。
万人向けのテクニックではないかもしれませんが、同じような種別のエンジニアや営業の方の参考になればいいかなと思います。
今回の目玉は、Altキーを使ったクイックアクセスツールバーショートカットによる作業時短の紹介になります!!
(※)ウィンドウズボタンを使ったショートカットも合わせて使うとより時短になるので、おまけとして一番最後に紹介します。(こちら)
~左手ショートカットキーを制するものはExcelを制す~
基本テクニック
おりんパパの基本スタンスは、左手の可動範囲にショートカットを配置する事です。
右手はマウスを使う事も多いから、左手の可動範囲にショートカットを集めます。
まずは基本テクニックのおさらいです。
デフォルトショートカット(元々設定されている)ショートカットでいうと、
・Ctrl+A:すべて選択
・Ctrl+S:保存
・Ctrl+D:上のセルと同じものを入力(値、数式)
・Ctrl+Z:Undo
・Ctrl+X:切り取り
・Ctrl+C:コピー
・Ctrl+V:貼り付け
あたりを使いこなしている方は多いと思います。
ショートカットを使いこなすには
おりんパパ的時短ポイントは、Altキー+クイックアクセスツールバーに登録したコマンド(1~5あたりまで)です。
クイックアクセスツールバーというのはこの部分に表示されているものです。(赤枠部)
クイックツールバーに登録されているコマンドは、左からAlt+1、Alt+2、・・・という様にショートカットで実行できます。
では、クイックアクセスツールバーの登録の方法を説明していきます。
アクセスツールバーの登録
⇒
↑ツールバーの『ファイル』⇒『オプション』をクリック
↑Excelのオプション画面で『クイックアクセスツールバー』⇒コマンドの選択を『すべてのコマンド』にします。
隠れているコマンドを見つけて登録する為です。
例えば”セルの結合”を登録したければ、探し出して『追加』をクリックします。すると、右端の画面に”セルの結合”が移ります。
↑上から順にAlt+1に対応するのですが、この矢印で順序を変更してカスタマイズしていきます。
↑ちなみに、すでにツールバーにあるコマンドなら、右クリックして『クイックアクセスツールバーに追加』でも登録できます。
ただし、順序を変えるのは上述のExcelオプションからでないと出来ません。
おすすめショートカット設定
- Alt+1:セルの結合(複数のセルを結合)
- Alt+2:セル結合の解除(結合を解除)
- Alt+3:オブジェクトの選択
(図・グラフ・オートシェイプのドラッグした範囲を一括選択) - Alt+4:縮小して全体を表示(※)
- Alt+5:折り返して全体を表示する
Alt+6以降は左手から遠くなるのであまり重宝していません。
(※)の縮小して全体を表示するについては、なんとコマンドがありません!!!!(下の写真参照ください。結構使いますよね?)
えーって感じですよね。。。でもご自身でマクロを登録して埋め込めば可能です。5分でできます。これは別で紹介しています。
Excel_VBAの知識がなくても大丈夫!マクロを簡単に作成し、すべてのファイルで使用する方法
動画の様に高速でセルの編集が出来るようになるはず!!
おまけ
おりんパパは、ショートカットを発動するキーをフル活用しています。
この部分ですね。
Ctrlキーは最もよく使われますよね。
(Shiftキーもそうですけど。)
続いて、この記事で紹介した、
Altキー。この説明は記事の最初に戻ってください。(戻る)
そして、Excelの時短というよりはWindows自体の作業時短になりますが、
Windowsキー+○ のシートカットもすごく使えます。
Excelを使いながらパワーポイントもメールも使う。と言ったことは日常茶飯事ですので、是非参考にして頂きたい!
特に画面下のタスクバーに固定しているアプリは、左から
Windows+1、
Windows+2、という様に割り当てられています。
おりんパパの設定では1の部分にOutlookが配置されているので、
Windows+1ですぐにOutlookが起動するか、起動済なら最前面に来るのです!!
あとは、
Windows+Dでデスクトップ画面表示(他のアプリを見えなくする)ができるので、デスクトップに保存しているデータを呼び出す時に便利です。
その他よく使うショートカットはこちらです。
- Windows+↑ or ↓:ウィンドウを最大化・最小化する
- Windows+← or →:ウィンドウを左半分・右半分に合わせる
- Windows+M:すべてのウィンドウを最小化する
- Windows+P:サブモニターの表示切替(複製・拡張など)
- Windows+R:[ファイル名を指定して実行]を表示する
おまけのおまけ
3つのキーを組み合わせる少し複雑なショートカットキーなので、目で見て確実に押す必要がありますが便利なので紹介しておきます。
<Excel>
・コピー後にCtrl+Alt+V:形式を選択して貼り付け
<Windows>
・Windows+Shift+S:画面切り抜き(画面の選択キャプチャ)
おりんパパ流のExcelテクはシリーズ化を考えています。Excelの他にもOutlookなどのオフィスツールで取り入れている改善も紹介していきたいと考えています。
おまけ
Excelテク集の目次は下の通り
(下のリンクから各項目に直接アクセスできます)
時短や快適さアップのテクニックが多くあります!!
最後まで見て頂きありがとうございました。
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